中央西線 上松
みなさんシルバーウィークいかがでしたか~
さわやかな秋晴れにめぐまれ、鉄のみなさんはさぞかし忙しかったのではないでしょうか
いい絵、撮れましたかぁぁぁ~
ハァ~やっとおわった・・・
ワタシには後悔することがいっぱいありますが、本日の話はおそらくその最大級のものです
出てもう2年になるようですが、最近見つけたこの本を買いました

連休中どこへも行かず、ずっとこれを見ておりました
「きそしん」の車両は現役時代に中央西線上松(あげまつ)で見たハズなのですが、殆ど記録してません。
そこには酒井君や加藤君をはじめ、けったいなモーターカーや客車がごろごろしてたと思われますが、西宮の加藤君と同じく「けっ、なんやコレ」でスルーしてたに違いない
西宮の加藤君はここにちょこっと→
というか蒸機以外にフィルムを使いたくなかったんだと思います。
写真がないということは、周りの風景の記憶もない・・・
ところがこの本にはそのあたりの写真があり、消えかかっていた記憶がよみがえってきたのです。
そうやそうや、こんなんやったわ~
いやぁー昔の鉄道写真集っていいですね!!!


まだ薄暗い朝6時、当駅始発松本行普通821レ。D51の貨物と交換で発車です
おはようございます、早起きでしょ、駅で寝てました(核爆)
夜中でも蒸機は来るので殆ど寝てませんが(おまわりさんも来たしぃ〜)

ここ上松は木材の町、国鉄駅のすぐ隣には広いヤードがあり、あちこちに木がうずたかく積まれております。それらを運び込んでくるのが「きそしん」(なんか木曽信用金庫みたいやな)です

D51重連貨物が降りてきました。すぐ横には走り回れるクレーン車がいます

ん!?
なにか気づかれましたか、ワタシがいる線路、
ここにいるとひかれます、わーい!! ・・・じゃなくて
この先にも貯木場があり、そこまで国鉄ときそしんの3線区間になってます

右の線路は762ミリ、なので左とは1067−762=えーっと・・の差があります
駅の山側(ここどこ見ても山やん・・・北西?)の貯木場を歩いて「きそしん」の上松停車場をさがしました。この時に出会った作業員の方に聞いたら
「あっちだけど、きょうは走らんよ」
「・・・・」
泣きそうなワタシら(同行者1名)をボールドウィンのいるところへ案内してくださいましたが、都合によりその場面は割愛させていただきます、
くわしくは・・(核爆)を

塩尻側へ歩きます。上松駅構内は塩尻に向かってきつい勾配の途中にある休憩所みたいな感じで、下り列車はかなり加速して次の勾配にいどみます。木曽福島へ向かってダッシュする下り貨物がドカドカドカと短い鉄橋を渡ります、こういうシーンが好き♡
ここの名は「十王沢」いかにもな名前ですね。ここから左を見下ろせば超模型的なループがあったそうです
気付きませんでした〜 知りませんでした~(泣)

少し進むと上松停車場、おもちゃみたいな客車が停車中。でも動く気配なし、さっきの作業員さんの言葉は正しいようです。横には運材台車がありますが興味なし、列車が走ってる姿のみ記録したかったのでしょう
梯子は火の見やぐらでしょうか

頼むからもっと他のもん撮っとけよぉぉぉ~~~(泣)

有名なコレは撮りました

残念ながら「乗って事故ってもいっさい責任は負わん」の表記はないです。
らくがきだらけ、正しいへのへのもへじもあります
そこからこれまた有名な木曽川の鉄橋を渡り、すぐの鬼淵停車場へ行きましたが、やはり列車っぽい姿はなく、対岸を行く中央西線のD51を撮って引き返しました

そして今度は国鉄線を塩尻側へ歩きました。結構な上り勾配なので、この先ならきっとすんばらしい力闘が撮れると思ったからです


重連の回送がころがるように降りてきました。速いです

対岸を見ると、先ほど行った鬼淵停車場が見えてました。しばらくの間は木曽川をはさんで国鉄と並走
上松では同じレベルですがここでは見下ろしてます。国鉄線は結構登ってることがわかります

そのアップ、左手の「上松運輸営林署」の看板前にあるのはカブース4ケ!!
乗工社製でしょうか(爆) この当時は当然そんなもん興味なし(泣)
左から右へ登っていくのは支線跡かと思ってましたが道路らしいです。実際ここから小川線(廃止)が分岐してました

突然下り貨物が! 先ほどの重連の回送もそうでしたが臨時のようです
目的の貨物は、となりの木曽福島から上松に入換えに来たC12が後ろにつく後部補機付873レですが、この日は残念なことに補機なし。
しかし、その迫力には大満足でした

そして、駅へ戻ろうとした時のこと
川の音にまじってなにやら妙な音が・・・
あ、



あああああーー!!! モケーか!!
冒頭の本で初めてわかったのですが、手前の木材工場にも引き込み線があったそうです。よく見れば機関車の下あたりにカーブした線路が見えてます。そしてここは池島という停車場、そんなこと全く知りませんでした

吊り橋が池島停車場の決め手に・・・
これが、唯一見た「きそしん」の列車でした
おそらく「みやま号」です
今日は走らへんのとちゃうんかぃ!!!
客車列車は48キロを3時間かけて走ったそうです。ここから山奥へ48キロ、というだけでも驚きですが、それは全営業距離のごく一部にしかすぎません。
住民の足として、そして林業の町上松をささえた「きそしん」
上にでてきた鬼淵停車場の右側の看板に書かれてるのは住民の方たちの気持ちがこもった
「王滝森林鉄道廃止絶対反対」
しかし残念ながら「きそしん」はこの2年後、廃止になります
トコトコ走り去る姿、今でもはっきりと憶えてます

さわやかな秋晴れにめぐまれ、鉄のみなさんはさぞかし忙しかったのではないでしょうか
いい絵、撮れましたかぁぁぁ~
ハァ~やっとおわった・・・
ワタシには後悔することがいっぱいありますが、本日の話はおそらくその最大級のものです
出てもう2年になるようですが、最近見つけたこの本を買いました

連休中どこへも行かず、ずっとこれを見ておりました
「きそしん」の車両は現役時代に中央西線上松(あげまつ)で見たハズなのですが、殆ど記録してません。
そこには酒井君や加藤君をはじめ、けったいなモーターカーや客車がごろごろしてたと思われますが、西宮の加藤君と同じく「けっ、なんやコレ」でスルーしてたに違いない
西宮の加藤君はここにちょこっと→
というか蒸機以外にフィルムを使いたくなかったんだと思います。
写真がないということは、周りの風景の記憶もない・・・
ところがこの本にはそのあたりの写真があり、消えかかっていた記憶がよみがえってきたのです。
そうやそうや、こんなんやったわ~
いやぁー昔の鉄道写真集っていいですね!!!


まだ薄暗い朝6時、当駅始発松本行普通821レ。D51の貨物と交換で発車です
おはようございます、早起きでしょ、駅で寝てました(核爆)
夜中でも蒸機は来るので殆ど寝てませんが(おまわりさんも来たしぃ〜)

ここ上松は木材の町、国鉄駅のすぐ隣には広いヤードがあり、あちこちに木がうずたかく積まれております。それらを運び込んでくるのが「きそしん」(なんか木曽信用金庫みたいやな)です

D51重連貨物が降りてきました。すぐ横には走り回れるクレーン車がいます

ん!?
なにか気づかれましたか、ワタシがいる線路、
ここにいるとひかれます、わーい!! ・・・じゃなくて
この先にも貯木場があり、そこまで国鉄ときそしんの3線区間になってます

右の線路は762ミリ、なので左とは1067−762=えーっと・・の差があります
駅の山側(ここどこ見ても山やん・・・北西?)の貯木場を歩いて「きそしん」の上松停車場をさがしました。この時に出会った作業員の方に聞いたら
「あっちだけど、きょうは走らんよ」
「・・・・」
泣きそうなワタシら(同行者1名)をボールドウィンのいるところへ案内してくださいましたが、都合によりその場面は割愛させていただきます、
くわしくは・・(核爆)を

塩尻側へ歩きます。上松駅構内は塩尻に向かってきつい勾配の途中にある休憩所みたいな感じで、下り列車はかなり加速して次の勾配にいどみます。木曽福島へ向かってダッシュする下り貨物がドカドカドカと短い鉄橋を渡ります、こういうシーンが好き♡
ここの名は「十王沢」いかにもな名前ですね。ここから左を見下ろせば超模型的なループがあったそうです
気付きませんでした〜 知りませんでした~(泣)

少し進むと上松停車場、おもちゃみたいな客車が停車中。でも動く気配なし、さっきの作業員さんの言葉は正しいようです。横には運材台車がありますが興味なし、列車が走ってる姿のみ記録したかったのでしょう
梯子は火の見やぐらでしょうか

頼むからもっと他のもん撮っとけよぉぉぉ~~~(泣)

有名なコレは撮りました

残念ながら「乗って事故ってもいっさい責任は負わん」の表記はないです。
らくがきだらけ、正しいへのへのもへじもあります
そこからこれまた有名な木曽川の鉄橋を渡り、すぐの鬼淵停車場へ行きましたが、やはり列車っぽい姿はなく、対岸を行く中央西線のD51を撮って引き返しました

そして今度は国鉄線を塩尻側へ歩きました。結構な上り勾配なので、この先ならきっとすんばらしい力闘が撮れると思ったからです


重連の回送がころがるように降りてきました。速いです

対岸を見ると、先ほど行った鬼淵停車場が見えてました。しばらくの間は木曽川をはさんで国鉄と並走
上松では同じレベルですがここでは見下ろしてます。国鉄線は結構登ってることがわかります

そのアップ、左手の「上松運輸営林署」の看板前にあるのはカブース4ケ!!
乗工社製でしょうか(爆) この当時は当然そんなもん興味なし(泣)
左から右へ登っていくのは支線跡かと思ってましたが道路らしいです。実際ここから小川線(廃止)が分岐してました

突然下り貨物が! 先ほどの重連の回送もそうでしたが臨時のようです
目的の貨物は、となりの木曽福島から上松に入換えに来たC12が後ろにつく後部補機付873レですが、この日は残念なことに補機なし。
しかし、その迫力には大満足でした

そして、駅へ戻ろうとした時のこと
川の音にまじってなにやら妙な音が・・・
あ、



あああああーー!!! モケーか!!
冒頭の本で初めてわかったのですが、手前の木材工場にも引き込み線があったそうです。よく見れば機関車の下あたりにカーブした線路が見えてます。そしてここは池島という停車場、そんなこと全く知りませんでした

吊り橋が池島停車場の決め手に・・・
これが、唯一見た「きそしん」の列車でした
おそらく「みやま号」です
今日は走らへんのとちゃうんかぃ!!!
客車列車は48キロを3時間かけて走ったそうです。ここから山奥へ48キロ、というだけでも驚きですが、それは全営業距離のごく一部にしかすぎません。
住民の足として、そして林業の町上松をささえた「きそしん」
上にでてきた鬼淵停車場の右側の看板に書かれてるのは住民の方たちの気持ちがこもった
「王滝森林鉄道廃止絶対反対」
しかし残念ながら「きそしん」はこの2年後、廃止になります
トコトコ走り去る姿、今でもはっきりと憶えてます

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