別府鉄道 第2話 土山線

神戸から30分ちょっとで行ける山陽本線土山駅。そこから別府港までわずか4kmを結ぶ別府鉄道の土山線が出ておりました。別府港にある多木化学(肥料など)の貨物専用線ともいえるこの線は、国鉄の貨物扱い廃止と同時に廃線になりました、31年前、1984年1月末のことです。もし、現在でも貨物扱いがあったなら、どうなっていたのでしょう



な・・な・・・



なんやコレぇぇぇー!!??
はじめて見た時の感想です。
1970年ごろですが、その頃でもびっくりしました
いつごろかわかりませんがDB201はあちこち白のフチどりをされてしまいます

土山駅。ここでブツの受け渡しをします
乗ってもびっくり

土山で発車待ちのハフ7車内。
思わず「おじゃまします」と高い声で言いそうでした。
車掌さんの名誉のため顔をぼかしたら、怖~い画像になってモター

ガタンゴトン・・・ていう音ではありません。貨物になった気分です

飛ぶように流れる景色・・・4kmをわずか約14分で走破、新快速も真っ青

デッキからこんな絵も こいつはグーしか出せません

江若からきたDD1351、他にもDLは在籍していましたが、ワタシはこいつとDB201しか走ってるのを見たことがありません


別府港にて客車つないだまま入換え中、葬式期間は客車2両でした

昔、遠足で別府に潮干狩りに来た時、黒塗りの建物にこのマークが白で描かれており、たいへん怖かった憶えがあります。今はそのあたりに海洋なんちゃらセンターがあるらしいです

くぐっているのは新幹線と山陽電車のガード。しかしこの線路・・・

この日はハニフになってました。貨物がない時は客車1両のみ、
全くない正月などはキハも土山線を走ってたらしいです

ねぐらです、このマークがあるとアジトといった方がしっくりくるかも

最終日は珍しく大雪、1984年1月31日。
客扱いのみの野口線も同時に廃止されました
別府鉄道第1話 野口線のキハ2はコチラ

現在のワンダーランドはしんてつですが、この当時はまぎれもなくココ。
残念ながら景色はもひとつですが、よくまあこの年までこんなものが残ってたものです

この風景にはぜんぜん似合わんなぁー
けど
もう一度見たいですぅー