秋の夜長に廃線ロマン【兵庫港貨物線】

中之島までやってきた【地図番号5】
あのブルースには出てこないが、「大輪田泊」というのが歴史の教科書に出てきたと思う
それはここ中之島のことらしい
中央卸売市場があり、最近大型スーパーのイオンができた


道路の真ん中で撮るわけにはいかないがここで間違いない
左折する単車のあたりに貨物線の踏切があったはず


右側にはお店があるが、この雰囲気ではおそらく現存しないだろう
とりあえず踏切の場所へ行ってみよう

【地図番号6】
市電は画面左右に走っていた
かつては右のトラックが走る道へも分岐していた
正面の細い道の右の歩道が貨物線の跡、私がいる方へと道路を渡ってくる
市電とはほぼ直角で平面交差だ
やや南へ進むと


少しだけ線路と踏切の支柱【地図番号7】
ここは割と有名な廃線ポイントで、かねてから見たいと思っていた

線路はこんな状態
草むらをちょっと探検しようかと思ったが

野生の王国だったのでやめた(爆)
ヘビが降ってくるかもしれんし

もう少し進む

左の道はもちろん、右の細い隙間へも線路がのびていたんだろう
建物の不自然な形でだいたい想像できる【地図番号8】

この隙間など、ほぼ確実だろう
建物は線路にそってカーブして建てられてる【地図番号9】

どこをどういう風に走っていたのかは知らない
(地図はええかげんです、実際は線路がもっと多いです)
道路のツギハギ舗装を見ると線路跡かなと感じる

これもかな?
実に惜しい、市電が走ってた頃、すぐ近くのここに来ていればせわしなく行き交うDL(さすがに蒸機ではなかろう)や入り組んだ配線を見れたのに・・・
くっそーっ、オレのバカバカ!!
まぁそれ言いだすと私はバカのオンパレードなのだが(爆)
さて、こんどは貨物線に沿ってもどろう・・・
といっても兵庫貨物線は距離が短く、痕跡はほとんどない

この橋は大輪田橋といい、由緒ある橋【地図番号10】
大正生まれの3連アーチで美しい
だが、その写真を撮り忘れた(爆)
※興味がある方は「大輪田橋」で画像検索してね
ちなみにこれは川ではない、日本最大規模の運河だ
中之島というと川の洲のようなイメージがあるが両側を運河に挟まれて島になっている
地図まで戻るのが面倒くさいと思うのでもう一度

苅藻島というのが運河を掘った土で埋め立てた人口島
左端の新湊川をのぞき、川に見えるところはすべて運河だ
※ええかげんかもしれないので興味がある方はちゃんと調べてね
大輪田橋とならんで貨物線の鉄橋があったが痕跡は全くない
おまけに曇ってきた、運がない
古い地図によると

このへんでこの道路を横切ってたはずだ【地図番号11】
どおりで不自然にもりあがっている
こういうところはたいてい線路跡なのだ!!
知らんけど

やがて和田岬線の踏切に出た【地図番号12】
国道2号をくぐってからここまでは複線分の用地が残っているのでかろうじて廃線跡とわかる
(兵庫駅あたりは整備されており、痕跡なし)
ここまで和田岬線と並んできた貨物線はこの踏切のあたりで

左へそれていったのだが、そこにはマンションが建っている
ただ、線路を塞いだかのような妙な舗装はあった

これにてミッション完了(これは別の日撮影)
東尻池の交差点に戻ってきた【地図番号13】
あ、

まだ訓練やっとったんか
望遠レンズに換えてと・・・

どうせならクハで止まってくれ(爆)
そういえばここも市電の廃線跡だ
この先で路面の山陽と平面交差・・・
思えばウソみたいな光景やったなぁ

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