私の知ってる方は模型の達人ばかり、しかも大きいやつを精密につくられる
私が作ろうとしてるのはちいちゃいNゲージ、
なので誰にも知られないようこっそり作ろう(爆)実は昔、一度山陽の3000系後期アルミ編成を作ったことがある
使ったのはもちろん「作る楽しさいっぱい」のアレ
GM阪神キットに山陽の顔パーツがついているのは知っていたが、張り上げ風の阪神とは側面が違うので作るのはやめていた

阪神のまるーい女性的な屋根肩
どうでもええけど、懐かしいのぅ~
板宿方から東須磨進入のシーン、涙でるわ(爆)

対する山陽のおっさん的(←個人の感想ですが意味がわかりません)な肩

阪神8000系も伝統的に似たような肩をしている
しかし、この本を見て作る決心をしたのだった

昭和60年12月号だから35年前
かくして、たった2日で作り、たった2日で塗った山陽が爆誕
作るのに2日もかかったのは雨トイを貼ったためだった
それを引っ張り出してきたら

まぁ〜見事としか言いようがない出来栄え(爆)
唯一苦労して貼った雨トイは一部剥がれていた
アルミなのに銀ではなく全部3619のような塗装だ

山陽名物3619
いっその事3619編成にしようかと考えたが、こいつを塗り替えて3030をでっちあげようと塗料を落とした
いつかも書いたような気がするが私はシンナー臭がダメなので水性塗料を塗っている
水性塗料は、強力マジックリンで簡単に落ちる
ハダカになった姿を見たら・・・側面はどう見ても阪神だよな
では、いったいどのくらいの差があるんだろう
先頭車で比べてみた

まずは自分で撮った写真をトレース
そして某本にあった3000の図面にかぶせ、ほぼ合ってるのを確認してから、スキャンしたキットの上にかぶせてみた

窓とドアの大きさはだいたい合ってるけど位置が少し違う
大きく違うのは先頭車運転士側側面の窓配置、3000系は運転士横にのみ小窓があり左右で形態が違う、車内では運転室が出っ張っており車掌側にしか座席がない(ただし初期アルミは除く)
前回、この問題は軽〜く無視している
では前面はどうだろう
造形を見る限りでは3066以降のいわゆるニューアルミと呼ばれた顔と思われ、前回は確かその(ような)編成にしたのだった
余談だが3066編成4両のうち3両はアルミのくせに鋼製色を纏っている

これは鋼製であるTc3638に合わせたためか・・・まさに3619の逆バージョンである
さて前面も、ほぼ正面の写真を探して



トレース
そして側面と同じ段階をふみキットにかぶせる

まずは後期アルミ
ドアの取っ手が逆だがほぼ合ってる、やはりこれだ
では3030は

ライトが違うのはわかってたが、3030は窓が低いぞ
ちなみに右のは270とか300にならへんかな~と(爆)
これ、京成?
江戸のNゲージャーは側面が阪神の京成電車を作ったりしているのだろうか?
ふーん、初期車と後期アルミでは窓の高さが違うのか・・・知らんかった
ではそれも比べてみよう

これを

重ねると
ああっ!! こ、これはっ!!
青赤セロハン眼鏡で見るやつかー(爆)それよりも思い出したのは・・・
昔、たしか板ガムの包み紙だったと思うが、赤・青・黄に色分解された転写シールがついており、重ねて刷るとカラー写真ができるというのがあったこと
幅広のインレタと思ってもらえばいいが、折り目がついたそんなもんマトモに重ねて刷れるワケがなく、わけのわからん絵を量産・・・
ああ、ダレかそんなん知りまへんか~つづく