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さよなら神戸市電

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1971年3月13日、姿を消した神戸市電。

さて今回は、ついに最終回、
三宮阪神前での最終日の様子を中心にお送りします
その前に
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市電廃止のイベントで神戸大丸にて市電展開催。
店前に700形ロマンスカーが登場

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車内。非常に見づらい画像ですみません
低い背もたれとオサレな灯具がわかりますでしょうか

以下は三宮にて装飾を施した1015号の到着から発車まで

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元町方面からやってきました

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角をまがって前回と同じフラワーロードへ
なおNHKは、この2ヶ月後にトアロードに引越したそうです

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阪神前の終点に到着。この頃はワタシも全力で走れたようです

さよなら神戸市電
いったん国鉄側で転線して入線。
国鉄ホームの581・583は下り寝台特急「きりしま」。この頃は山陽線の特急・急行が最後の輝きを放ってました。
懐かしいですね。え、もう一度見たいですか? そんなアナタに朗報!! なんとそれらをまとめた本がコメ・・長いので省略されました
「きりしま」は18時5分発、3月で6時は撮影限界くらいです。実際この1015号を撮った後、帰ったようで、最終までは居ませんでした。なお、この日たまたま山火事がありました。山が燃えてます(これは本当です・・・ということは他は全部ウソみたいですね)
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現在の同じ場所。命がけで撮りました

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さて、ここでちょっと脱線。
以前江戸にお住まいのcedarさんからいただいた質問
「阪神からそごう前にでるかわった階段まだあるの」にお答えいたします。それは・・・
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たぶんここだと思います。今でもどことなく重厚な感じがしますが、ほとんど利用する人はいません

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この飾り穴(?)は昔からあったような

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きれいになってはいるものの、面影はあるような気がします

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でた。そごうの角です。現在では歩道橋のカゲになりあまり利用されてませんが、市電があった頃、ワタシも阪神に乗れると心ときめかせて降りた覚えがあります・・・しかしなんか昔と違う気が、これじゃ普通の階段。cedarさんも「かわった階段」と書かれています。
そういえば降り口部分の階段、ひょっとして半円形じゃなかったでしょうか・・ああ思いだせない あああ〜!!!
というわけで、このレポートは異常です(何しにいったんや!)

みなさんも日頃いだいてる疑問がありましたら当ブログまでお寄せください。ただちに優秀な探偵・・うっ!

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折返してふたたび西へ。
これが最後の写真になりました

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なんべんでもいうけど、ほんまに

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残しときゃよかったのに・・・





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神戸市電

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1971年3月13日で姿を消した神戸市電。
今になって路面電車を復活どうのこうの・・・そのまま残しておけば、市内観光の目玉になったことは間違いないと思います。神戸にはこの色の電車、とにかくよく似合ってました。
・・・とかなんとかヌカしながら、1970~71年のワタシは阪急・国鉄に大忙し。とても市電までは手がまわらず、例によってあまり記録しておりません。少ない記録の中からセコく2回に分けてお送りします

神戸市電
板宿終点にて 左は580、右は591。どー見ても591の方が古臭いですね
実際、その通り580は昭和、591は大正生まれ。500形は改番が複雑で、ボケたおっさんは憶えられません。
当時は左の屋根が低い方が好きでしたが、今となってはポコっと丸い右の方が魅力的に思えます。
なお皆さん御存知のとおり神戸市電から広島に移ったものも多く、こいつら2両ともそのクチです

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あの兄の写真もまざってるので場所が・・・?  尻池のあたりでしょうか。尻池というのは川重の車輛工場があるところです

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吉田町のあたりかと・・

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これは吉田町1丁目電停です

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1104 なんかのっぺりして見えます

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和田車庫です PCCカー(いわゆる性能がええ車のこと)として誕生するも
一般市電仕様に改造された1150形

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こんなんもいました。保存車かと思ってたら電動貨車
側面を撮っておくべきでした(側面はめちゃかわいいの♡)

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国鉄の引き込み線を越す和田跨線橋をおりてきました(西側)
肝心のその部分を撮ってないのがワタシらしいです
引き込み線を越す部分はこちらに→

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登っていくシーン、右端にもしもボックスがあります
あんな娘といいな~、できたらいいな~

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側面の窓ってこんな大きかったっけー。手前1105 奥577。
この1105は神戸市電最後の新車らしいです

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和田跨線橋を登る(東側)。575はワタシと相性がよく撮影に行くと必ずきました。広島でも来ました。
どっか行くたび「まーたこいつかよ・・」そんなことってなかったですか?

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神戸駅近くの阪神高速下をいく590

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その高架下から神戸駅へ90度カーブ、そして国鉄ガードをくぐります。手前は580

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国鉄ガードをくぐるとまたもや90度カーブ。またきた丸高屋根の575、好きですがC575も好きです。この先、神戸駅までの短い区間は専用軌道になります

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まがった所の相生町4丁目電停

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和田跨線橋と、この専用軌道区間は大好き。通るのが楽しみでした。
町の雰囲気や色合いも良い感じですね。家政婦紹介所があるのも時代を反映しています(ん? ドコカデ・・)

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三宮そごう南の交差点。バックは国際会館ですが、NHK? 当時ここにあったような、なかったような・・・

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現在の同じ場所。震災で建て替えられた国際会館。そごうがすぐとなりまできています

次回につづく

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残しときゃよかったのに・・・


25円で乗れるのに・・・


ひよどり通信 5月号

こんにちわー
神鉄の魅力爆発 ひよどり通信 5月号です。
今回は前から目をつけてたこの駅にやってきました
どこか知ってる人は、まだ言っちゃだめですよー

神鉄
この電車で到着~ 
6両の少数派1500形。おや、単線ですね

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駅出ると下り、やっぱり50/1000です

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次駅で交換した上り電車が登ってきました

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ニヒニヒ 2扉ですね

そして発車シーンは

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ああああ!! めちゃめちゃ好みやんー!!
バレてた? 
もったいぶるほどワタシが「エエがな」と思ったこの駅は「鈴蘭台西口」

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鈴蘭台から粟生線で一駅目、50/1000を登って短いトンネルを抜けたところにあります。
ちなみに有馬線には「北鈴蘭台」があり、ここ粟生線の「鈴蘭台西口」の次は「西鈴蘭台」とややこしいです。「鈴蘭台」と「西鈴蘭台」の間は、この「鈴蘭台西口」をはさんで単線です

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良くね?

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次の下り電車がきました

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駅がサミットになってるようで、50/1000を下っていきます。こういう風景も好きです

つぎの上りがすぐやってくるので、ちょいと西へ移動。そこの景色は

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こっちもええやんけぇぇぇー!!

なんやこの駅!!  すばらしすぎる!!
すばらしすぎてすばらしいぐらいです!!



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いや、べ、べつに・・・

chitetsuさん、素敵な画像をありがとウナギ!! ポポポポ〜ン

しかし、なんとなく景色に見覚えが・・・
あああー ここ、ワタシの数少ない神鉄写真の一枚を撮ったとこですわ。
車で来たので気付かなかった!!

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前にもでてきたこの写真は、西鈴蘭台駅の線路を跨ぐ道路上から今回の鈴蘭台西口(ややこしいな!)方面を撮ったものです。
そのころ、この辺りをうろついてたらもーーーっといい絵が撮れてたかも!!

・・・でもワタシはもう悔やんだりしません。なぜなら、
もう悔やむのに慣れてマヒしてるから(おまる爆発)

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それにしても掘割を行く電車の音ってなんて魅力的なの!

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しばらく線路沿いの道をあっち行ったりこっち行ったり楽しく過ごしました。
鉄の行動って、もし誰かがじっと見てたら爆笑でしょうね

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充分遊んだので、帰ります。

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下り電車がきました

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この電車が行くとすぐ上りがきます。
神鉄の駅置きの携帯時刻表にはワタシのために(たぶん違う)ご丁寧に3両編成に印がついてます、3両編成はほぼ2扉がやってきます。ワタシが乗るのも3両マーク付きなのでたぶんニヒニヒウヒヒでしょう。

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ええーーっなんでやねんーーっ!!

2000系の一部も3両のようですぅ
今まで2000ケーなんか見た事なかったのに・・・

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でもここ 良くね?




サヨナラは続くよいつまでも・・・

前回、高速神戸駅で
ほんまに行ってまうんかぁぁー!! と叫んだら
鈴之助もさすがにそれは悪いと思ったのか・・・

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今日も来てくれましたー!!
実はこの日(18日)の朝、タキチャ民の某出版社H田さんが
「タキチャ、朝8時少し前、下り赤胴通過〜」と教えてくださったのです。
ありがとうございましたー ううう(泣)
いやホンマうれしいっす

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山陽とも並んどけー

昔から阪急ひとすじのワタシは、敵対阪神の写真をあまり撮ってません。去年夏あたりから、わんわんブログに影響されデジタルのカメを持って撮影を再開しましたが、時すでにおすし! 赤胴は絶滅寸前だったのです。
昔、撮ってない事の罪滅ぼしにとずっとヒマヒマをみつけては東須磨へ赤胴釣りにいきましたが

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ちゃうやつばっか・・・

しかしシグ鉄さんは2年前、東須磨でトホホ→

撮りたかった山陽の高砂鉄橋でもやっぱりハズレ!!
しかしchitetsuさんはバッチリ!! うらめしや~~→

で、今回「まーた赤胴かよ!!」と思われると、少ない読者様がさらに減りそうなので、特別に山陽の魅力爆発タキチャ通信をお付けしてこの価格です!!

「まーた山陽のあそこかよ!!」
・・・・

さて、時刻表から割り出し、因縁の東須磨にて赤胴をゲットした後は塩屋へ。前回下りホームからの画像がなかったので

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滝の茶屋方向

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右はJRの塩屋駅、手前2線は新快速や貨物の列車線。JR下り列車ならここでも撮れそうっすね。
ここで前回、江戸にお住いのモハメイドペーパーさんからいただいたコメント
「山電の塩屋は改札口を出た所が狭い道路(通路という方がぴったり)で、鄙びた八百屋とか、地元の常連しか来ないような喫茶店がありました。 というのが私の記憶なんですが、今はどうなっているんだろうか」
のお答え、こうなっております
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JR塩屋を降りた通路から。昔は山陽もここに駅舎がありました。まっすぐ行くと商店街があります

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傘の人の左が今の山陽塩屋改札口。道が細く危ないので、熊本から出張中の奴もカゲにかくれてます。山陽の駅以外はあまりかわってないです

つぎの滝の茶屋、ここも下りホームからの画像がありませんでしたので・・・

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淡路の家並みもマジカに
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ヘコーキもマジカ

今回は久々に降りました

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駅前商店街。・・・ふつー、商店街って、店あるよね

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前はホームからでしたが、線路際の白いガードレールのとこまでいくと

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めちゃめちゃええやんけぇぇぇ!!!
ってここは親戚に行く度に電車眺めてたトコ。
あの頃は吊り掛けばっかでヤに・・・おっと、怒られちゃう・・

さて、そろそろ時間なので駅に戻ります
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そして

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さよならぁぁぁー

何回言うとんねんっ!!



そして本日、(20日)の神戸新聞朝刊には

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また赤胴が出てました!!  
きのう19日の2時に運用終了したようです。これにて一件落着です、ふう。

ん?

赤胴の下になんか書いてある・・・
よろしく6000系??・・さ、さんようの新車!!!??
ぎくっ!! ま、まさか・・・

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あああやっぱりー!!

3000系の代替、しかもとりあえず3両2編成ってことは
あいつら(2編成のみの初期アルミ車)の
引退宣告!!
(あくまでワタシの予想です。なお新車は3+3で特急にもなるようです)

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             ↑あいつら

これすなわち、おそらく、たぶん
赤胴の次はコレよ、さあがんばってね
どMちゃん♡

ってことですかああああああー!!!!!



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忘れへんでぇぇー





ついにさよなら 阪神本線赤胴車

きのう土曜日の神戸新聞朝刊

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うわっ!!

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ついにきてモター!!

それにしても「週明け」って微妙な・・「今週いっぱい」でもなさそう。月・火くらいでしょうか
どちらにしても会うなら今日、明日。
さて
アナタな~ら どうするぅ~♪

赤胴といえば3日には逃したものの、6日にひとりでぐへへへと言いながら何枚か撮りました

さよなら赤胴
ぐへへ

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ぐへへへ

武庫川線のは残るらしいので、もうええか・・・
残り1本だから、行っても運悪けりゃ会えないし・・・
こういう時、勝手なもので、知らん間になくなってたら「ああそうなんか」ですんだのにと思ってしまいます。
お知らせしてくれるのはありがたいけど、知ってしまえば落ち着かなくなるのはおそらくワタシだけではないでしょう

よしっ、しゃーない!!

意を決して出掛けました

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新緑 しんりょく ヤッホーッ♪
しんてつやないかっ!!

さらに、元町に行く用事もありましたのでジェット機で

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こんなスピーカー、最近ある?

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元町で用事を済ませた後、懐かしの補導橋へ

せっかくきたからコレを撮っとこうと・・・
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洋食ゲンジ前を行くトワイライト!!

そして帰りかけたのですが「まさかな・・」と思い、地上駅の東須磨で少し赤胴釣りをしましたが案の定、釣果なし。
まだ明るいので歩いて帰ることにしました。
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しかし、板宿まで来た時「やっぱ、乗ろ」。ホームに降りるとすぐ来た特急は 
な、なんと赤胴!! おまえ マジか・・

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乗車し、いつも利用する駅で撮れました!!
もう思い残すことはありません さよなら赤胴!!


ワタシがうまれた年に制定されたらしい赤胴、
車両は違えど神戸高速開業からのつきあいです、かれこれ47年。
あの頃はライバルながら阪急と阪神が仲良く並んでました。

ん・・・阪急と並び、ああああそれ撮ってない!!!
しもたー!! さっき高速神戸までいきゃあよかったのに
なんで降りたんや、あほーっ!!
早くも思い残すことありました

巣に帰って時刻表を調べてみますと、すり替わってなければ21時半ごろにもう一度来ます。
もちろん再び出動。
さらに調べると目的の電車は新開地でしか阪急と並びません、
果たして・・・

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来た来た来たーー!!

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ああ〜 顔の並びは無理だけど、もうこれで充分です!!
見れてよかった!!

高速神戸までひと駅乗り、乗務員交代の停車時間に何枚か撮りました。
かつては赤胴が阪急と同時発車とか、一日中見れたのに・・・
この色があたりまえだった・・・

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ここでほんまにお別れです さよなら!!

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ほんまにいってまうんかぁぁぁーっ!!

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模型とワタシと須磨信号扱所

なんか滅茶苦茶なタイトルですが、今回はそんな話でございます

このGW、すごいものを見せていただいたワタシ
すごいもの→
さらにそのあとついていったところがなぜか知ってる有名模型店!!!
何か懐かしい青春の記憶が甦ってきました

ハンダが フラックスが やけどの叫びが響いたあの頃
熱っ! あっ、なんでおまえが落ちるねん! あっつぅぅーー!
夜のしじまになんと饒舌なことでしょう

そんな記憶をたどって、おもちゃ箱(あるのかっ!!)をひっくり返してみました

鉄であれば模型を「やらない」という人でも家にいくつかの車両、ころがってるかと・・
ワタシもお気に入りの車両はほしいです。でもNにしても完成品は結構高いですよね
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30年ほど前、辛抱たまらず買った阪急6000系4両、金属製です。

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M車の車輪の大きさに萎えました
今はこんなことないのでしょう ね(←最近の事情を全く知らないのバレバレ)
そして、いざ走らせると腰ふりふりのフラダンス状態でした

昔は自分の好きな形式は完成品などほとんどありません。そこで、作ろう! となるワケですが、ワタシは昔からコツコツができず、一刻も早く完成した姿が見たくなります。さらに塗料のあのニオイが苦手で(←コレ致命的)水性カラーを筆塗り!
・・・なので、結果はご想像のとおり。
とにかく若い頃はGM板キットを買い込んでは滅茶苦茶な改造、塗装をしておりました

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それらの残骸。一部はプラ板からの自作も・・・
なお165と475はリサイクルショップで買ったもの

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でも「みやび」だけはフル編成・・・

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いちおう自分なりに頑張りましたが、とても人には見せられません


昔、RMで「ブラスキットにトライ」という連載がありました。たしか最初は阪急P6だったかと・・・
それに激しく触発されたワタシは、どーせ作るなら蒸機やろ!! と、意を決してとある模型屋へ。
しかしそこで、模型屋ではなぜかしてしまう「知ったかのフリ」をしているうちに店の人にバレました
「あんた真鍮キットつくったことあるの?」
「いや、実ははじめてで・・・」
「悪い事は言わん、まずはハコもの、この貨車なんかどぉ?」

いったん退散して、近くの公園でとりあえず一服

「貨車ぁ!? わいを誰やと・・(ただのアホですが何か)」
そして20分後、再び店に行き
「やっぱり買う!!」 
ささっと買い、逃げるように駅へ走ったのでした

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で、買ったのはこれ、2まん9せんひゃく円は他の精密メーカーの半値くらいでしたが、それでも当時(今もやないかっ!!)お金がないワタシにとっては、まさにヒヨドリの線路から飛び下りる決断でした。
そして1ヶ月近くは箱の開け閉めだけをくりかえす日々
嫁が「コレいくらしたん?」
「ろ、6350えん」
「へー 結構するんやね」

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できたのはコレ!! 残念ながらこれ以上大きくはできませぬ。
また、苦情やツッコミはお受け出来かねます。さすがにコレだけは缶スプレーで塗ってます

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HOはかざって見るだけなので赤プレの反対側はノーマルプレート!!
つまりひとつぶで2度おいし・・・
ありえへーん(アナタ今、そう思いましたね)

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実は当初は門デフの11号にする予定でした

このC57のようなものは不思議なことに店主の予言どおりキャブやらボイラーそれにデッキなどがいがんでます。
大震災では本棚から転落、打ち所が悪く、いがみはさらにひどいことに。
もし打ち所が良ければ直ってたかもしれません。
これの実機があったなら乗務員はすべりおち、配管を適当につないでいるので、火入れするとたぶん爆発します

もう、身のほど知らずの工作は金輪際やるまいと誓ったのでした

それから20年ほど、模型とは全く遠ざかってましたが、例の本を作ってからまた電車の模型がほしくなってしまい、作る楽しさいっぱいのキットを買い込みました。
が、そのまま放置、やる気だけはあるのですが・・・歳ですかね

今回、見苦しいものをお見せしてしまいましたので
付録!!

おもちゃ箱をひっくり返した時、こんなものがでてきました

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なんと山陽須磨駅の信号所のペーパークラフト、どなたか忘れましたが、いただいたものです
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これならヒマつぶしにちょーどいいやと思ったら
もっとヒマこいてた次男が作ってくれました(核爆)

それでは実物編ですっ!!!

↑ぐふふ、一度やってみたかったの♪ もう二度とない鴨~ 

山陽須磨信号扱所
須磨信号扱所はもちろん山陽須磨駅にあります。調べましたが、いつ建ったものかわかりませんでした

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上り(大阪方面)ホームのやや西側、物心ついた頃にはもうありました
でもまじまじと見るのははじめてです

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中に人が居るのを見た記憶がありますが、今では必要ないものでは・・
ここにこうして建ってるのが不思議です

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いつまでもここにありますよう・・・

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何か、ちゃんと作りたいですぅぅぅ~~




山陽電鉄 塩屋駅から東垂水駅へ


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神戸から山陽電車に乗り、須磨を出ると海が見えだします。そのままJR、国道2号とともに西へ走るとやがて塩屋。ここから垂水にかけて山陽は山沿いを登っていきます。崖にへばりついて走るこの区間には駅が2つあり、どちらも高台なので景色は抜群。連休中の3日に「塩屋」とその2駅「滝の茶屋」「東垂水」に行ってきました

その前に・・・
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この区間を海から見た高さの比較図、右が神戸、左が姫路方面。赤い線の山陽が一番高いところを走ってます

塩屋

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塩屋付近には洋館が多くあります。その下を行く旧塗色の3000系、1975年ごろ。手前に車が走っているのが国道2号、その間に国鉄が走るせまーい所。ワタシの背後は海です

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塩屋すぐ東のSカーブ(上は去年撮影)

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そこから神戸側を見たところ(去年撮影)
ここを行く山陽850サヨナラ運転はコチラ→

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塩屋駅は震災で高架も駅も全壊し、作り直されました。ここではJRとそれほど高低差はありません。駅を出ると坂を登りはじめます

滝の茶屋
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ワタシらは「タキチャ」といいます。うふ、オサレでしょ
海のむこうに見えてるのは大阪南部
(タキチャ民である某出版社出版部H田さんから「あれは和歌山じゃなく、オオサカ!!」と指摘がありましたので訂正しました)

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こちらの後ろは淡路島

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塩屋駅方面、冒頭の写真の赤い屋根の家が見えてます
こうして見ると5000系も風景とマッチしてると思います、ワタシには阪神間で見るよりぐっと魅力的に見えます

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ここは親戚があるので馴染みの駅、昔は構内踏切がありました

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ホームの神戸側先端。
上り電車からは見えない勾配標を発見、隠しアイテムでしょうか

東垂水

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滝の茶屋からはこんな感じでやってきます。こうして見ると5000系って・・

ここは崖の最上段。ホームから下をのぞくと
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おいおい、チミはちんかんちぇんか?

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その下には普通、快速の緩行線。さらにその下に国道2号が走ってます

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駅を降りて垂水側に行くと小さな踏切があります。急な下りのSカーブ。
南側から

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北側から。垂水を発車した特急

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うひゃー初期の3000系でんがな、狙ってたやつがきました!! いただきまーす

線路沿い山側の小道を登って行けば
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駅の北口。ここを通り越せば、線路を見下ろすこともできます
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道路、JR2段、山陽の4段腹になってるのがわかります
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西側には明石海峡大橋と淡路島が間近に見え、とにかく潮風が気持ちいいです。
明石海峡にはおいしいタコもいますのでみなさんもぜひ!!
でわ、ごきげんよう~!!



↑の写真撮って駅へもどるわずか1分の間(屋根しか見えない)に
上りの赤胴が通過、どMはミタ
ひとりでわめきちらしたことはだまっておこう・・



ゴールデンなウィーク最終日はゴールデン!!

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今を去る事14年前、この本に出会いました。
ええーこれ何??? モケーなの うっそー やだー といいつつレジへ持って行った記憶があります。

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特にこの頁っ!! これ模型でっせ!! 作った人っていったいどんな人なん・・・

それが、このブログをはじめてコメントをやりとりさせていただいてるchitetsu Mさん。模型の他に写真から資料からすごい方というのは御存知のとおりです。そのchitetsu Mさんはきのう5日から関西にこられており、なんと本日6日、御会いさせていただけることになりました、しかもわざわざ神戸で!! これは緊張せずにはおれません、なんたって地鉄の神様ですから・・・

分刻みのスケジュールの中、段取りを組んでくださったのは、この方です

HOUYOU 03

イヌゲンジさーん!!

なあなあ、これ、ぜってーちゃうもん狙っとるヨナー

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うひゃーうまそー!! 
実際おいしく、だんだん緊張もとけてきました

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いい肉ですなー 自画像もよく出来てます

神戸に居ながら、知らなかったこのお店、しかし
ここ↓はよく知ってます

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またここ
まえのここ→
まえのまえのここ→

モハモハコンペの作品をあつかましくも見せていただくためお願いしてやってきました。

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おおおおおおーーーーーこれが

HOUYOU 08
すげぇぇぇぇーー

HOUYOU 09
うひゃーーーー

わんわんちゃんのもよくできてると思いました(マジですヨ)
おふたりの有名な模型を見れて感激です

そして10分で店を出て六甲の模型屋さんについていきました

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この六甲模型さんにはいろいろ思い出がありますが、またいつか・・・
chitetsuさんは何か箱をもっておられました。イヌゲンジさんも2391円の買い物をされてましたぜ。どMはミタ
そしてTAXIに便乗させていただきました

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御影公会堂前でちょっと写真タイム、いいところですなぁ。

かつてはこの六甲の山並を背景に金魚鉢が走ってたのですね。
その頃あまり縁がなく、写真も撮ってないことが悔やまれます

40年の歳月を経てなお皆さんをこれほどまでに熱くする阪神国道電車。

それはどんな風景だったのでしょう・・・

ワタシは、そっと目を閉じて

その姿を想像してみました

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なるへそ・・・

阪神石屋川駅でーす

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「いくぜっ」「おう!」
ホームの端へ仕事に出かける男たち。しびれますね

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しかし次の瞬間、なんかカワイイーー!!

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くるっ!!と同時にターン

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石屋川からお別れして帰る予定だったのですが、なんとなく上り電車に乗ってしまいました

とそこえ

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赤胴!! 
これはじっとしておれません、ワタシはこの後、こいつと遊ぶ事に・・・

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出屋敷の金魚鉢でコンペ参加の皆さんと集合し、そのまま発表会という名の宴会に突入するお二人の神様とは武庫川でお別れしました。後光が射してます
地鉄の神様、そしてエロの神様、どうもありがとうございましたーーー!!
楽しかったでーす!!

そしてその後、ワタシはひとりさみしく・・・しくしく

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ぐへへへ・・・




別府鉄道 第2話 土山線


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神戸から30分ちょっとで行ける山陽本線土山駅。そこから別府港までわずか4kmを結ぶ別府鉄道の土山線が出ておりました。別府港にある多木化学(肥料など)の貨物専用線ともいえるこの線は、国鉄の貨物扱い廃止と同時に廃線になりました、31年前、1984年1月末のことです。もし、現在でも貨物扱いがあったなら、どうなっていたのでしょう

別府鉄道

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な・・な・・・

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ハフ7
なんやコレぇぇぇー!!??
はじめて見た時の感想です。
1970年ごろですが、その頃でもびっくりしました
いつごろかわかりませんがDB201はあちこち白のフチどりをされてしまいます

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土山駅。ここでブツの受け渡しをします

乗ってもびっくり

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土山で発車待ちのハフ7車内。
思わず「おじゃまします」と高い声で言いそうでした。
車掌さんの名誉のため顔をぼかしたら、怖~い画像になってモター

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ガタンゴトン・・・ていう音ではありません。貨物になった気分です

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飛ぶように流れる景色・・・4kmをわずか約14分で走破、新快速も真っ青

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デッキからこんな絵も こいつはグーしか出せません

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江若からきたDD1351、他にもDLは在籍していましたが、ワタシはこいつとDB201しか走ってるのを見たことがありません

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別府港にて客車つないだまま入換え中、葬式期間は客車2両でした

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昔、遠足で別府に潮干狩りに来た時、黒塗りの建物にこのマークが白で描かれており、たいへん怖かった憶えがあります。今はそのあたりに海洋なんちゃらセンターがあるらしいです

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くぐっているのは新幹線と山陽電車のガード。しかしこの線路・・・

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この日はハニフになってました。貨物がない時は客車1両のみ、
全くない正月などはキハも土山線を走ってたらしいです

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ねぐらです、このマークがあるとアジトといった方がしっくりくるかも

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最終日は珍しく大雪、1984年1月31日。
客扱いのみの野口線も同時に廃止されました

別府鉄道第1話 野口線のキハ2はコチラ

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現在のワンダーランドはしんてつですが、この当時はまぎれもなくココ。
残念ながら景色はもひとつですが、よくまあこの年までこんなものが残ってたものです

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この風景にはぜんぜん似合わんなぁー


けど

もう一度見たいですぅー



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