懐かしの播但線へ 【溝口】

福崎発車

わが青春のSカーブを抜け、鉄塔が見えるとまもなく溝口

実は福崎から溝口への前面展望がいちばん撮りたかったのだが予想どおり混んでおり、叶わなかった
2両だもんな・・・

昼間はここで交換するようだ
電車は寺前まで。データイム姫路~福崎間はおおむね30分ヘッド
寺前から和田山はDCでガクッと本数が減るが、それが昔の播但線全体の運転本数みたいなものだ
現在、姫路から和田山まで直通するのは特急「はまかぜ」のみ
さて、溝口駅

どこにでもあるようなフツーの駅
あの頃は跨線橋などなくホームの鉄板をあげて隠しアイテムの階段を出し、線路を渡る駅だった





建て替えたのかそのままキレイにしたのかわからないが
たしか昔もこんな駅舎だった気がする
あの頃は親切に蒸機の時刻表を配布してくれてたりしたが、今は無人だ

さりげないお願いが泣かせる・・・
私がこの駅にくる時は、主に2パターン
姫路9時42分発のDCで来ると、ここでC11の客レと交換する
なのであわててホーム端へ、それが上の3枚の写真
もうひとつは8時27分発のC57牽引631列車
あらかじめ一番前の客車に移動しておき、停まる寸前に飛び降り(爆)ダッシュして改札を抜け、福崎方へ走る
若くて、まだ運動神経が普通にあった頃だ
今、停まる前の客車から飛び降りたりしたら確実に捻挫・骨折、運がよけりゃ顔面打撲ってとこか
停車時間は時刻表記載のとおり30秒
うまくいけば

このあたりまで来れる ハァハァ
失敗すると

あ~~出てもた~っ
まぁだいたいは

駅すぐのこのへんで妥協

福崎側に踏切が見えていたので行ってみた
昔あったっけ・・・踏切
あっても警報機なしだろうし、線路はどこででも渡ってたから記憶にないのかもしれない

ここらへんは

デンコレンジの広告塔以外なんもあらへんかった
でも今みたいに立派ではないが同じ場所に鉄塔は並んでいた
右端の小屋は

安全側線のつきあたりにあった
この駅にはもう1本側線があり、前回の福崎と同様に農協があったので昔は貨物の扱いがあったのかもしれない
その際の転轍小屋だったのだろう
踏切についた

和田山側、左にカーブ

たぶんこのあたりだ

駅側 1つ先のポイントから左にのびる側線は昔、私がいる位置あたりから分岐していた
かつては上りホームをはさんで姫路側で合流していたが現在は踏切で途切れ、その跡地に上りホームへの出入り口が新設されている

姫路起点13.5キロポスト、たぶんこの踏切のへんだな
そこから先へは進めないので駅へもどった
イコカをピッといわせ、跨線橋を渡って上りホームへ

初めて見る景色(姫路側)
この景色から架線・架線柱・住宅を引くと・・・
この跨線橋があったら、たぶん撮ってただろうな




・・・なんだか・・・
あの頃がまるごと
夢だったみたいな気がするなぁ
踏切の警報機が鳴り出した


姫路行が来た、これで帰ろう

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