鷹取工場のC571

国鉄時代、梅小路に動態で保存されていた蒸機たちはたまにイベント運転を行っていました。
C61、C62・・・私がこれまで見た事もなかった機関車たちが東海道・山陽本線を走ったワケですが、1976年の京阪100年号復路の事故後、それはパッタリ途絶えます。
京阪100年号(往路)→

煙の記憶も薄れつつあった中、国鉄は山口線で蒸機を走らせる計画を実行にうつしました、御存知「やまぐち号」です

その機関車、C571の整備完了のニュースが流れた日、鷹取工場から風に乗って汽笛が聞こえてきました。
鷹取工場→

C571
あわてて駆け付けますと、そのお姿が!!
京阪100年号以来、3年ぶりです

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・・・・・・・・
正直びっくりしました。

その煙突に乗ってるのナニ!?
そのとなりのハコはナニ!?
集煙装置高すぎやろ!! 

一見長野型に見える集煙装置は図面が残ってた長野型そのもののようです。となりについてるのは開閉装置で廃車の103系(181系?)ドアエンジン。
集煙装置をつけるにあたって煙突を切るのですが、なるべく残そうということで高めになったとのこと

長野型の集煙装置、私は好きですがD51に限ってのこと。D51の場合温メ器があるので詰まってみえますが、C57にはないので慣れ親しんだ鷹取(後藤)式でも浮いて見えます(この後C581も同じ形の集煙装置をつけましたが温メ器のおかげでそれほど違和感なかったです)。開口式の長野型、それを高くつけるとお好み焼き屋の換気扇にしか見えません(個人の感想です)
集煙装置知ったか講座→

うれしい反面、がっかりしたことも事実でした

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右へ

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左へ

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また右へ

それでも走る姿を見ると やっぱりうれしいです

運転を開始した「やまぐち号」は好評で、若いファンを取込んでいったようですが、昔SLを追ったファンはどう思ったのでしょう。
それ以前に「そんな贅沢言うてられるか」ってとこでしょうかね

私はわざわざ行く気しませんでした

そんなC57も歳には勝てず大修理の時を迎えます。
その様子はNHK特集とかでやってましたので見られた方も多いかと思いますが、ここまでして守られたのかと感動してしまいました

もうそろそろかなと思ってたある日、
鷹取工場から風に乗って汽笛が・・・
仕事場から一目散
もう、薄暗くなりかけていました

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アレがないっ!!

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ああ

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なんという

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美しさ・・・


何度も何度も構内を往復
その姿、もう少し眺めていたかったのですが

夢のような時間はすぎるのがとてつもなく早いです

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軽く汽笛を鳴らして庫へ


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「国鉄」が、もうすぐ終りを迎える頃でした



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雨の季節ですね

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せっかく予定たてたのに当日は雨、ほとんどの場合強行しましたけどね
これに乗って山の中へ入っていきます

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しかし雨はさらにひどくなり、交換を撮るのもびっちゃびちゃ

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ついに山の中は断念、目的地手前の駅で下車

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なんでこんなとこで・・・
それは民家の軒先を借りれたから

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乗って来た奴の折返し
あとで着彩した墨絵みたいになってしまいました

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モノクロだと余計寒々しく感じますね、実際寒かったですけど

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雨の中で撮影した時の事の方が
よく憶えてるような気がします

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あなたはそんなことないですか?


神戸王子動物園と・・・

神戸三宮から阪急で梅田へ向い春日野道駅をすぎるとJRと別れて大きく左カーブ、まもなく山側の木々の中に観覧車が見えます

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そのあたりは神戸っ子なら誰もが知ってる王子動物園、観覧車は園内の遊園地にあります。
うわ、車内に木目がないと阪急に見えへんがな!!
おそろしいっ!!
(なんでやねん)

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三宮から2駅目の王子公園駅が最寄り、私は未だ旧駅名「西灘」の方がしっくりきます。このあたりの高架線は三宮に乗り入れるため造られたもので今年80周年を迎えるそうです、それ以前は手前の道路を走って現路線からやや北側に位置する「上筒井」という所が終点でした

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特徴あるアーチ型、昔は下の道路を走る神戸市電と、ここで交差してました

そして入場券買って園内へ
動物園なので

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大丸鳥に

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さちこちゃん(ラスボス)

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晴れなのに室内にこもってる奴。
これを見た後、妙なフレーズを口ずさんでしまう自分がイヤでした(核爆)

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サクラの大部分は終りかけでしたが家族連れでにぎわってました。
遊園地に歓声が響くのは今も昔も変わりないですね

さて、この王子動物園の南端には

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こいつがいます

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D51211

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一番下に「製造番号1」と書かれているのがおわかりでしょうか
この211は鷹取工場製D51の第1号機なのです
これもレプリカ? それにしてはよくできてる・・

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知る人ぞ知る鷹取工場のこの本の表紙をかざるのも211号機、加太越えですな
最終配置は奈良区で71年まで居たようです
末期に形式入りプレートに替えられた(戻された?)とか

私が現役時代の211を見たのはたった一度きり、それも奈良駅で一瞬の出会いでした。なので写真はありません

次に会ったのは以前ちらっとでてきた

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この時でした
鷹取工場の「謎の電車」→

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もちろん鷹取工場製D51の第1号であることは知ってましたが保存されることは知りませんでした。
なのでナンバー・銘板をはずされた姿は時期的にも廃車まちがいなしと思い込み、ショックでした

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いつぞやも書きましたが、私にとってD51は集煙器・重油タンク付きの重装備が最高!! わかりにくいけどこの211の集煙器は後藤ではなくちゃんと6本足の鷹取式です
いつぞやの集煙器しったか講座→

保存にあたっては両方とも撤去され、私はちょっと残念ですが、産まれた姿での保存ということでしょう

そしてその何ヵ月か後のこと

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うっわー!! 奇跡の復活 ピカピカ試運転!!

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・・・に見えますよね、クレーンがなけりゃ

鷹取から灘貨物駅に回送された211はここから王子動物園へと陸送されます。
情報をキャッチした私はもちろんすっ飛んできました

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形式入りプレートはコレじゃないよな・・・ちなみに登場時の写真では側面も形式入りになってます

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集煙器装備で切られたであろう煙突も復活? あちこち色を入れられてないのがなによりです
検査明けで今にも走り出しそうな雰囲気ですが、まもなく走り続けた線路から離れます

そんなシーンは見たくない・・・
そう思ったので帰りました


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それから約45年、屋外にしては綺麗な姿を保っているようです
王子動物園、もし行かれる機会がありましたら(たぶんないでしょうが)ぜひこいつも見てやってくださいね
そうすればD51もよろこぶ カモ!
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なお、王子動物園には鳥とパンダ以外にもいっぱい動物がいます



なごりの雪


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今から42年前の2月、大阪から急行「きたぐに」で5時間、さらに深夜の普通列車で2時間。
着いた七尾線和倉駅(当時)はまだ夜が明けきってませんでした

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ようやく空が白くなり

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じゃあ、この先で待ってるから・・・


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汽車を待つ土手の横で僕は時計を気にしてる
季節どおりの雪が降ってきた

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ここで見るキミはこれで最後ねと

さみしそうに僕はつぶやく

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なぐり雪がぁぁぁぁ

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降る時

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おしり

ふざけすぎた
ブログですみませんでした

春が来てキミはきれいになった
去年よりずっときれいになった

本州では比較的遅くまで残った七尾線のC56もこの2ヵ月後1974年春、
ついにDL化

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これまでのススで汚れた奴と違い、真っ赤でキレイなDLはきっと雪の中でも映えるでしょうね

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でも、私はもうこれで終わりにします

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キミが去ったホームにひとり

落ちては消える雪を見ていた

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今、春が来てキミはきれいになった

去年よりずっときれいになった

去年よりずっと




シロクニ走る! 東加古川狂奏曲

あ、チャンネルはそのままっ!! 
よければ電車命さんも
ミテネ ♪

1972年秋、この頃はイベントSL列車花盛り。関西でも「イベント王」の関西本線をはじめ各地で走っておりました。そんな中、なんとC62が東海道・山陽本線を走りました。
もちろん梅小路の2号機牽引です。

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国鉄監修交通公社の時刻表1972.10月号より 

「走ります」ではなく「東海道に復活!」がイキじゃないですかー

しかし、ほっかいどーに行けなかったワタシはC62が嫌いでした。なぜなら当時の鉄道雑誌はこぞってC62特集
ほっかいどー行かなきゃ男じゃねえ! 
SL=C62じゃ!!・・・みたいな感じでしたから。
最近でも結構回顧特集されたりしてますね。
まぁ嫌いというより、ほっかいどーへ行けなかったヒガミと弁天町の置き物は見た事あるものの走ってるのを見た事ないからなんとも・・・ってとこです

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72年11月5日の入場券、山陽本線東加古川駅のものです
ワタシは当時初めて行った駅では必ず入場券を買ってました。今、それらを眺めると、何しに行ったのかわからない駅のもあり、日記とともに結構フラストレーションがたまって楽しいです。
この日はもちろんC62を撮りに行ったのですが、なぜここ?  
この列車は京都―姫路間運転、この駅で唯一運転停車をします。なので、到着シーン・発車シーンと2回楽しめます。しかし考えることは皆一緒でした。行く電車から激混み、降りたらなんじゃこりゃー!! 自分もなんじゃこりゃのひとりですが、人大杉~!!。
前に畑があって光線ばっちりのサイドを・・・と思い描いてたのですが、駅東側のこんな場所で
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ふりむいても人・・・
駅へもどりました

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うっわーかっこいい!! 
ゴーグル機関士さん(はずしてますが)を初めて見ました。
でも機関士さんは「おいおいこいつらカンベンしてヨー」と思ってるに違い有りません。
こうして見るとC62はやっぱりでかいですね

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この当時、キャブ下にはかろうじてほっかいどーのなごり「苗穂工」の検査標記がありましたが、タブレットキャッチャーは撤去されてました
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去年夏撮影の同部分。タブレットキャッチャーがつけられてます。標記はどうやら「長野工」のようです

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去年夏、梅小路の庫外にて放置プレー中

東加古川では15分停車し、新快速、特急しおじ・はまかぜの3本に抜かれます

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ブルーライナー通過、最徐行でタイフォン鳴らしっぱなし(そりゃそーですね)。乗ってる奴等は追っかけ隊です。
駅員さんと警察の姿も見えます

で、通過後・・

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いっけぇぇーーー!! みんな良く見える山側へ
無茶苦茶です!! 線路横断、言語道断イェイ
コラッ、オマエらあかんでぇーー!!!

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あれぇ~、なんでワタシが山側に?
ま、ええか・・・
しかしド逆光です。それにしてもここは駅の構内、もはや「只今線路内に人が立ち入ったため安全確認を・・」のレベルではありません。手前は特急・急行がバンバン走る上り本線です

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そして発車、トホホ・・・

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とりあえずツバメさん撮っとこ

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こんなとこにも入りこんどるがなー

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いったい何人怨念ー!!

   * * * * *

この列車は何度か運転され、この時は2回目でした。冒頭の時刻表では3回になってますが、確か翌年にも設定されてたように思います。
ワタシは・・・やっぱり1回目で魅了されてしまいました。
この巨体が重連で山越えですから、取り憑かれたように渡道した人の気持ちもうなずけます
ほっかいどーに行った人、再会できてよかったね

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電化により本線を追われ、北海道に渡り、ふたたび戻ったC622号機。
本線時代には、現在いる梅小路はもちろん、ここ姫一区にも来ていたはずです。
懐かしい転車台の上で彼は何を思っているのでしょうか・・・
プロフィール

mosaosa

Author:mosaosa
みなさま
本日もご乗車
ありがとうございます!

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